hinataboccoのはじまり

メッセージ

私が保護活動を始めるきっかけとなったのは、私の幼少期や父である又敏の影響が大きかったと思います。
そして代表を務めてくれている妻の寛大な理解があったからです。
父が近所の猫を拾ってはうちに連れて帰ってきて何匹もの野良猫達が暮らしている環境で私は育ちました。
それは今の私からすると、とても保護活動とは言えるものではなく、避妊去勢もしていないため家の中は悪臭がひどく、友達が遊びに来ると「お前の家は臭い、行きたくない」などと言われ、当時の私は少し傷ついていました。友達の前では『父が拾ってくるだけ、猫なんて嫌い』などと嘘を言っていましたが夜になると猫達と戯れ、それが癒しになっていました。
友達の手前恥ずかしさもあり、猫が嫌いなどと嘘を言っていた私も年齢を重ねて正しい飼育の仕方や避妊去勢の大切さなどを知り大好きな猫達を助けたいという気持ちが強くなりました。
知識が少なく間違った保護活動をしていた父ですが、本当に猫が大好きだった。
そんな父のもとに育った私が保護活動を始めるのは必然であったと思います。
今では家族3人でやっていた保護活動もたくさんの仲間達に支えられ、NPO法人hinataboccoとして活動できるようになりました。
虐待や過酷な環境で暮らす猫達のために一生懸命頑張っていきたいと思います。
私達の活動を応援していただけるとうれしいです。

2024年9月17日
加藤 あきら